愛媛県建設労働組合

ニュース

 財団法人住宅リフォーム・紛争処理センターに持ち込まれるリフォームに関する相談の件数は、2000 年に270 件であったものが、2010 年には5,094 件と約19 倍にも増えています。その中でも、苦情の主な相手方として「リフォーム業者」が62.5%を占め、増加の傾向にあります。
 また、リフォームを検討している方の約9 割が不満や不安を抱いており、その中でも「見積もりの相場や適正価格がわからない」が約半数と最も多く、「リフォームの費用の目安」となる「積算基準」が必要とされている状況がうかがえます。
 良質なストック形成という今日の社会的な状況からみれば、リフォーム工事にあっては「耐震改修」「省エネ改修」「バリアフリー改修」を3 本柱に、進めていかねばなりませんが、住まい手の要望は、設備を含めた水回りの改修が最も多く、それに外壁・屋根といった外装等続き、工事の対象が部位別になっていることが分かります。
 そこで上部団体の全建総連では、リフォーム工事を、住まい手にわかりやすい部位別リフォームの形式をとり、その中で「耐震改修」「省エネ改修」「バリアフリー改修」を念頭に置き、良質なストック形成のための設計・施工マニュアルを作成しました。
 このマニュアルでは、部位を「外装」「構造」「設備」「内装」に分けると共に、その工事のレベルを単一工事のレベル1から確認申請が必要となるレベル5に分け、相談から調査・見積・施工・アフターの各場面で行うべき内容を積算の基準となるようまとめています。
 つきましては、このマニュアルを活用し、下記の日程で講習会を開催しますので、多くの組合員の皆様にご参加いただけるようお願い申し上げます。
 なお、この講習会は国土交通省の「木造住宅等の施工能力向上・継承事業」を活用して実施するものです。
 
日 時
 
平成24年12月11日(火) 10時~17時
 

場 所
 愛建ビル5F 松山市湊町8丁目111-1 ℡.089-941-4562 
    
※駐車場は有りませんので、近隣の有料駐車場をご使用ください。
 

受講料
 1,000円(当日持参して下さい)
 

申込〆切
 平成24年12月4日(火) 所属の支部窓口でお申し込み下さい。
 ※定員40人にて締め切り

カテゴリ:お知らせ  投稿日時:2012/10/26